【くせ毛を活かす】キューティクルは作れる!疑似キューティクルの作り方

くせ毛の活かし方

どーも、縮毛専門シャンプーソムリエいばらです。

みなさん、ご自身のチリチリの髪にお悩みですか?

ダメージによってチリチリしてしまってる人、生まれつきチリチリの人がいますが、どちらにも共通して言えるのが、髪の毛に水分を保湿しておける機能が正常に働いていないという点です。

こちらの記事で、縮毛を活かすためのベースとしてシャンプーが重要というお話をしましたが、

シャンプーで髪の毛の内側に水分が保湿しやすい環境を整えただけでは我々のチリチリヘアは解消されません。

なぜなのか?

それは、キューティクルが死んでるからです・・・。

では、どうすれば良いのか…

キューティクルがないなら、擬似キューティクルを作ってしまえばいいのです!

というわけで、今回はその方法を紹介していきますが、その前にまずはキューティクルについて学習しましょう。

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キューティクルとは

通常、髪の毛は以下のような構造になっており、1番外側にあるのがキューティクルです。

その内側に水分を保持しておくためのコルテックス領域があり、キューティクルとコルテックスの間にはそれらを接着させるためのCMCといわれる脂質が存在します。

このキューティクルが内部のコルテックスを保護していることにより、水分の流出が防がれ、手触りのいい艶のある髪になるのです。

しかし、ダメージによってこのキューティクルが剥がれてしまうと、水分が流出してしまうのと同時にコルテックスも損傷してしまうため、毛髪内の水分が奪われてチリチリになります。

キューティクルが整った髪は疎水性

通常、キューティクルが整った健康的な髪は疎水性で、水分の流出を防ぐと同時に、余計な湿気や水分を取り込まないようになっています。

しかし、我々のような縮毛はキューティクルがボロボロでガラ空き状態のため、水分流出しまくり余計な水分(湿気)吸い込みまくりの親水性です。

つまり、健康的な髪を再現するには髪を疎水性する必要があります。

キューティクルは髪の毛の硬さに影響する

キューティクルは複数枚重なっており、髪の毛の硬い人は7〜10枚、髪の毛の柔らかい人は3〜5枚と言われています。

つまり硬毛はダメージに強く、軟毛はダメージに弱いということです。

かつ、くせ毛は髪がねじれている影響により、少しのダメージでも傷つきやすいため、髪が柔らかいくせ毛の人はよりチリチリになりやすい髪質といえます。

擬似キューティクルの作り方

自力で髪の毛の保湿ができないならヘアケアでカバーするしかありません。

キューティクルがないなら自分でキューティクルを作っちゃおう!ということで、擬似キューティクルの作り方をご紹介します。

必要なもの

①CMCミスト ②ホホバオイル ③ワセリン

これだけです。

これらを①から順にお風呂上がりの髪が濡れた状態のときに塗っていきます。

①CMCミスト

前項でお話ししたとおり、キューティクルとコルテックスの間にはこれらを接着させるCMCという成分が存在しますが、それを再現するためにCMC成分配合のヘアミストを使用します。

基本的には、成分が髪の内部の方まで届きやすいミストタイプを使用するのがオススメです。

わたしが実際に使用していてオススメなのがミルボンのインフェノムミストです。

これを使用することにより髪の質感が良くなります。

②ホホバオイル

CMCは髪に水分を浸透させるための通り道とも言われていますが、我々の髪はCMCも不足しているため、水分の浸透がしにくい状態といえます。

その足りない浸透力をカバーするのがホホバオイルです。

ホホバオイルは親水性のオイルですが、植物や動物由来のオイルは人の肌に馴染みやすい性質を持っており、髪に塗ることで水分の浸透を促進する効果があります。

特にホホバオイルは保湿力も高く、酸化しにくいためオススメです。

③ワセリン

ワセリンは石油を原料とした疎水性のオイルです。

鉱物系のオイルは人の肌に馴染まないため親水性のオイル以上に保湿力が高くなっています。

石油が原料という点で抵抗のある人もいるかもしれませんが、ワセリンは医療現場でも使用されるほど安全性が高く、安価で入手可能なためコスパも最強です。

製薬会社も髪につけることによる効果を認めています。

ベタつかないの?と懸念されると思いますが、濡れた髪につければ基本はベタつきません。

ただ、髪の乾燥度が強くない人が使ったり、つける量が多すぎたり、髪の毛が乾き始めた頃につけるとベタつくので、つけるタイミングや分量にコツは必要です。

髪がびしょびしょの時につけるのがベストタイミングです。

詳しいやり方はYouTubeにて紹介しております。

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