美容院のトリートメントは傷む!?やっても意味がない理由

ヘアケア

どーも、縮毛専門シャンプーソムリエいばらです。

みなさん、髪が痛んだ時どうしていますか?

美容院のトリートメントに行ってはいないでしょうか?

美容院のトリートメントした後のアフターの写真めっちゃ艶々サラサラですもんね。

そりゃあ、そんなの見せられたら行っちゃいますよね。

しかし、ちょっと待ってください。

美容院のトリートメント…痛みますよ!!

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美容院はオシャレをするために行くところ

まず、基本的なことなのですが美容院の施術メニューを思い出してください。

カラー、パーマ、ブリーチ、ストパー、縮毛矯正…これ全部痛みますよね。

トリートメントもその例外ではありません。

トリートメントで髪を艶々サラサラにすることは、あくまでオシャレの一環でヘアケアではありません。

美容院のトリートメントにヘアケアの効果はない

美容院でするトリートメントと言えば、洗い流すタイプのクリームのトリートメントですよね?

基本的なことなのですが、水分の多いものの方が浸透力が高く、油分の多いものの方が保湿力は高くなります。

クリームタイプのトリートメントは油分が多いため、髪の毛の表面をツヤツヤにしたりサラサラにする効果は非常に高い反面、浸透しないので髪の内側に栄養分を運ぶような効果は期待できません。

かつ、このタイプのトリートメントは、浸透力に乏しく髪の内側に良い成分が配合されていてもシャワーの水で流れてしまい髪へ残留しないため、みなさんの嫌いなシリコンやポリマーなど吸着力の高い成分だけが髪の表面をコーティングし、髪の毛をサラサラ艶々にしているに過ぎません。

一時的に髪の毛を綺麗に見せてくれるだけのもので、洗えばとれます。

トリートメントで髪が痛む原因

トリートメントはヘアケアどころかむしろ髪が痛む原因にすらなります。

①コーティングが剥がれる時に痛む

美容院のトリートメントが艶々サラサラになるのは、前途の通りシリコンやポリマーによる強力なコーティングのおかげです。

このことからトリートメントで髪が綺麗になるのは当然のことで何も感動的ではありません。

そしてそのコーティングは髪の表面に塗っているだけなので日々のシャンプーでとれてしまいますが、その際にキューティクルまで一緒に剥がれてしまうためダメージの原因になります。

②アルカリの成分を閉じ込めてしまう

カラーやパーマ、縮毛矯正のあとにトリートメントを勧められることありますよね?

なんなら最初からメニューにセットでついてたりします。

美容院側にとっては、仮に施術に失敗したとしてもトリートメントすれば、美容院の鏡の前では簡単に髪の毛が綺麗に見せられるしお金もとれるので超好都合なのですが、髪にとっては全く良くありません。

なぜならカラーやパーマ、縮毛矯正後にトリートメントをすると薬剤に含まれているアルカリの成分を閉じ込めてしまうからです。

アルカリの成分が髪の内側に残留しているとダメージが進行していきます。

トリートメントを勧めてくるようなお店は施術に自信がないと捉えていいと思います。

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美容院のトリートメントの使い所

しかし、美容院のトリートメントを髪の毛を艶々サラサラに見せるというオシャレと考えれば使い所はあると思います。

それは、“特別な一日”に美容院のトリートメントすることです。

例えば人前に出ることがある、成人式や結婚式などの晴れ舞台、大事なデートがあるなど髪の毛をサラサラ艶々に見せたい日です。

あくまで髪の毛が傷んだからではなく、カラーやパーマなどと同じようにオシャレの一環としてトリートメントをすることはとても効果の高い使い方だと言えます。

ヘアケアは自宅で

美容院で月一度のトリートメントをするくらいなら、毎日のホームケアにお金をかけましょう。

髪の毛は死滅細胞ですので、月に一回美容院でトリートメントしたところでそれが剥がれたら元に戻るどころかトリートメントする前より悪化します。

美容院のトリートメントで得られる美しさは一時的なものです。

しかしホームケアを毎日すれば、少しずつでも成分が蓄積していき、良い髪の状態をキープできます。

はっきり言えば、美容院のトリートメントはダメージを誤魔化しているに過ぎません。

しっかりホームケアをして、髪の内側から改善していきましょう。

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